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Fe²⁺とFe³⁺を含む試料を、試薬との反応による色の変化で識別する。
鉄にはFe²⁺とFe³⁺のように酸化数の異なるイオンが存在する。Fe³⁺はチオシアン酸イオンSCN⁻と反応して血赤色の錯体を作るため、Fe³⁺の確認に利用できる。Fe²⁺はヘキサシアノ鉄(III)酸イオンと反応して濃青色沈殿を生じる反応が確認に使われる。Fe²⁺は空気中の酸素などでFe³⁺へ酸化されやすい点にも注意が必要である。
| 試料 | 結果 |
|---|---|
| Fe³⁺ + SCN⁻ | 血赤色の錯体を生じる |
| Fe²⁺ + ヘキサシアノ鉄(III)酸イオン | 濃青色沈殿を生じる |
| Fe²⁺溶液を放置 | 空気酸化によりFe³⁺を含むようになることがある |
| 鉄イオンの確認 | 色や沈殿の違いで判定する |
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| イオン | 試薬 | 観察結果 | ポイント |
|---|---|---|---|
| Fe³⁺ | KSCN | 血赤色 | チオシアン酸錯体 |
| Fe²⁺ | 赤血塩 | 濃青色沈殿 | Fe²⁺の確認に使う |
| Fe³⁺ | 黄血塩 | 濃青色沈殿 | Fe³⁺の確認に使う |
| Fe²⁺ | 放置・酸化 | Fe³⁺へ変化しやすい | 酸化還元と関連 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Fe²⁺ | 鉄(II)イオン。還元された側で、Fe³⁺へ酸化されやすい |
| Fe³⁺ | 鉄(III)イオン。KSCNで血赤色を示す |
| 血赤色 | Fe³⁺とSCN⁻による錯体形成 |
| 濃青色 | ヘキサシアノ鉄酸イオンとの反応で出る重要な色 |
| 注意 | 試薬名とFe²⁺/Fe³⁺の対応を混同しやすい |