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有機化合物の官能基や性質を、色の変化や沈殿、金属の析出などによって判定する。
官能基によって反応性が異なるため、特定の試薬を加えたときの変化から物質の種類を推定できる。アルデヒドは酸化されやすく還元性を示すため、銀鏡反応やフェーリング反応で検出できる。デンプンはヨウ素と特有の呈色反応を示す。
| 試料 | 結果 |
|---|---|
| アルデヒド + アンモニア性硝酸銀水溶液 | 銀鏡反応。試験管内壁に銀が析出する |
| アルデヒド + フェーリング液 | 赤褐色沈殿 Cu₂O が生じる |
| グルコース + フェーリング液 | 赤褐色沈殿 Cu₂O が生じる。グルコースは還元糖 |
| デンプン + ヨウ素液 | 青紫色または暗青色を示す |
| ケトン + 銀鏡反応 | 通常は反応しにくい |
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| 検出したいもの | 試薬・操作 | 陽性の結果 | ポイント |
|---|---|---|---|
| アルデヒド | アンモニア性硝酸銀水溶液で温める | 銀鏡反応 | アルデヒドが酸化され、Ag⁺が還元される |
| アルデヒド | フェーリング液で温める | 赤褐色沈殿 Cu₂O | アルデヒドの還元性を利用 |
| 還元糖 | フェーリング液で温める | 赤褐色沈殿 Cu₂O | グルコースなどが陽性 |
| デンプン | ヨウ素液を加える | 青紫色または暗青色 | ヨウ素デンプン反応 |
| 不飽和結合 | 臭素水を加える | 臭素水が脱色 | C=CやC≡Cの確認 |
| カルボン酸 | NaHCO₃を加える | CO₂発生 | 酸性を示す |
| フェノール | FeCl₃水溶液を加える | 紫色 | フェノール性OHの検出 |
| 分類 | 構造の特徴 | 銀鏡反応 | フェーリング反応 | 覚えるポイント |
|---|---|---|---|---|
| アルデヒド | -CHO | 陽性 | 陽性 | 酸化されやすく還元性を示す |
| ケトン | >C=O | 通常陰性 | 通常陰性 | アルデヒドより酸化されにくい |
| グルコース | 還元性をもつ糖 | 陽性になることがある | 陽性 | 還元糖として扱う |
| スクロース | 非還元糖 | 陰性 | 陰性 | そのままでは還元性を示しにくい |